歯の外傷、授乳や発音を改善したい-口腔外科-

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こどもが転倒して歯が抜けた、
授乳・食事・
発音がしにくい~口腔外科~

東京都杉並区の歯医者「くろだ小児歯科」は、荻窪駅西口から徒歩1分の場所にある歯科医院です。当院では、歯やお口周りの外傷や、授乳や食事、発音が上手にできないお子さんのトラブルに対応する、口腔外科診療を行っています。急なトラブルにも対応可能ですので、落ち着いてお電話でご連絡のうえご来院ください。

転倒やスポーツによる歯の外傷があったときには

転倒やスポーツによる歯の外傷があったときには

小さいお子さんは、転倒した際に反射的に手がつけず、顔面や前歯を打ってケガをしてしまうことがよくあります。状況にもよりますが、歯が抜け落ちたりグラグラしたり出血したりすることもあると、親御さんもお子さんもびっくりしてしまうことでしょう。

そういった場合は、落ち着いて口腔外科に対応した当院へご連絡ください。抜け落ちてしまった歯は、きちんと対処できれば、再植することができます。また、抜けてない場合でも、早期に適切な処置ができれば元通り歯が使えるようになります。

けがで歯が抜け落ちてしまったときの応急処置

【1】まずは落ち着きましょう
【2】抜け落ちてしまった歯を牛乳に漬けてください
このとき歯の根っこ部分は触らず、歯冠部分を持ってください。汚れていても、そのまま牛乳に漬けてお持ちください。水で洗ったりゴシゴシ拭いたりすると歯根膜がなくなり再植できなくなります。

【3】抜けた歯を持って30分以内に歯科医院を受診します

外傷時のくろだ小児歯科での治療

STEP1. レントゲンによる診断

レントゲンによる診断

レントゲン撮影をし、ケガをした箇所とその周辺にどのような異常があるのかをしっかりと把握します。

STEP2. 再植

再植

抜けた歯をもとの位置に固定し、必要に応じて縫合・止血を行います。状態がよければ、再び歯が定着し使用できるようになります。

STEP3. 固定

固定

固定期間中も、定期的にご来院いただき検査を受けていただきます。再植の状況がよければ、通常2~6週間ほどで治癒が見込めます。

STEP4. 定期検診

定期検診

再植の状況が良好であれば、治癒となります。必要に応じて、その後も定期検診をおすすめします。トラブルを未然に防ぐことができます。

大学病院と連携し難症例でも対応可能

杉並区の歯医者「くろだ小児歯科」では、難症例に対して、大学病院と連携した治療を行っています。設備的に難しい症例や、より専門性が求められる症例については、大学病院と連携して治療を行います。どんな症例でも、諦めることなく、ぜひご来院のうえご相談ください。

授乳や食事、発音が上手にできないお子さんへ

授乳や食事、発音が上手にできないお子さんへ

お子さんの授乳や食事、発音を困難に感じているなら、上唇小帯(じょうしんしょうたい)や舌小帯(ぜつしょうたい)、舌癖(ぜつへき)に異常がある可能性が考えられます。お子さんの発達や生育環境に応じて、適切な治療開始時期があるため、気になる症状があるならお早めに当院へご相談ください。

授乳や発音、食事が上手にできない原因

※表は左右にスクロールして確認することができます。

上唇小帯高位付着
じょうしんしょうたい こういふちゃく
舌小帯短縮症
ぜつしょうたい た んしゅくしょう
舌癖
ぜつへき
上唇の真ん中には歯ぐきとの間にスジがあり、これを上唇小帯といいます。通常、成長とともに移動し、短くなり、幅も狭くなります。
上唇小帯高位付着は、前歯の間に上唇小帯が入り込んで前歯に隙間ができるなどのトラブルを引き起こします。様子を見ながら、適切なタイミングで切除することがあります。
舌の下から下顎の間にあるヒダのことを舌小帯といいます。
舌小帯短縮症では、程度はさまざまですが舌小帯が短く、舌を動かしにくいなどのトラブルを生じさせます。舌を前に出させたときに、舌が逆ハート型にくびれて見えるのが特徴です。 哺乳・咀嚼・嚥下・発音に障害を起こしている可能性があるので、外科的治療を行うことがあります。
人の舌は、無意識の状態では上顎に舌先がついているのが通常です。舌癖とは、舌の位置が正しくなく、歯を押していたり、上下の歯の間から舌を出していたり、口がポカンと開いていたりすることをいいます。指しゃぶりや口呼吸などが原因になると考えられています。 舌癖の改善には、意識的な舌のトレーニングが有効です。口を閉じても前歯が閉じない症状や、すきっ歯なども改善が見込めます。
上唇小帯・舌小帯・舌癖の異常が及ぼす影響

これらの異常は、歯やお口の中だけの問題ではなく、言葉の発達や全身の不調などにつながる可能性があります。

  • 授乳がうまくできない……栄養が十分に摂取できない
  • しっかり咬む食事ができない……消化不良を起こす、好き嫌いが出て栄養が偏る
  • 上唇小帯が邪魔をしてブラッシングを嫌がる……虫歯や歯周病のリスクが高まる
  • 息漏れや滑舌の悪さが生じる……おしゃべりに自信が持てず、内向的になる
  • 舌の位置が正しくない……歯を舌で押すなどして歯並びを乱す

お子さんの上唇小帯や舌小帯、舌癖などに気になる点があれば、お気軽に当院へご相談ください。発達時期や生活環境によって治療の必要性を判断いたします。お早めにご相談いただければ、適切なタイミングでの治療が可能となります。まずはお気軽にご来院ください。